水まわり豆知識
水まわりのピンク色の汚れが気になる
洗面所のシンクや浴室のタイルにピンク色の汚れが付着することはないでしょうか。
これは空気中に飛散している雑菌がその部分に付着して繁殖したことが原因です。
漂白剤を用いると除菌効果があり再発しにくくなります。
蛇口をきれいにしたい
水道からでる水の飛沫が付着すると、水気だけが蒸発し、ミネラル分は白くなって残ってしまいます。
水アカクリーナーや料理用のお酢(酢酸)で磨くとピカピカになります。
流しがつまる、水はけが悪いとき
流しがつまったら吸引カップでゴミを取り除きます。
それでもだめなら蛇腹の排水ホースをはずして清掃します。
蛇腹ホースは差しこみ式で取りはずしは簡単です。汚れがひどければ金物店などで同径のホースを買って、交換しましょう。
日頃からごみを流さないように気をつけ、2~3ヶ月に1回はパイプ用の洗浄剤で排水管内の脂肪分や汚れを洗い流すようにしましょう。
浴槽に傷やサビがつく
ステンレス浴サビは、台所用洗剤にアンモニア水を混ぜ、サビの部分につけてこするように拭き取ります。
ホーロー浴槽の傷は、クレンザーで汚れとサビを落とし、ホーロー補修用接着剤で埋めます。
プラスチック浴槽の黄ばみや傷は、洗剤で洗ってからサンドペーパーでこすり、光沢剤で磨きます。
浴室内にカビが生える
壁面に塩素系漂白剤かカビ取り剤を塗るときれいに落ちます。
ハケを使うと簡単に塗れますが、目に入ると危険なのでサングラスなどをかけて作業しましょう。
最後にカビ止めスプレーをかけておきましょう。
浴槽が汚れる
ホーロー、ステンレス、FRPの場合は、お風呂用洗剤で洗います。
タイル浴槽は漂白剤入りクレンザーやお風呂用の酸性洗剤を使います。
木製浴槽はスポンジでさっと水洗いし、汚れやすい水位部分だけタワシで軽くこすります。
時々、漂白剤入りクレンザーで洗いましょう。
タイルの目地がひび割れる
まず古い目地を硬いものでかき落とし、よく洗い、ヘアドライヤーで十分に乾かします。
タイルの浴槽や床にはシリコン系またはアクリル系充てん剤、壁面には油性系充てん剤を使います。
ひび割れや目地落ちが広範囲にわたっている場合は、タイル用目地セメントが便利です。
目地のひび割れや欠け落ちを放置するとタイルがはがれる原因になるので、すぐに補修しましょう。
風呂釜が汚れる
風呂釜の内部についた湯アカは、市販の風呂釜洗剤で掃除します。
入浴後の浴槽に入れて、釜に点火し循環させてから、ひと晩そのままにしておくときれいになります。
循環パイプに差しこんで使うスポイト状の湯アカ取り器もあります。
シャワーの水がもれる
ハンドルを締めても水がとまらない場合や、シャワーホースの接合部分の水もれはパッキングを交換すれば直ります。
パッキングのサイズはほとんどが外径19ミリですが、サイズが異なる場合、市販のパッキング用丸板ゴムを切って使います。
洗面所の板張り床が黒ずむ
フローリングの腐食が原因です。サンドぺーパー(180番)でニスを落とし、白木専用の漂白剤を塗り、ブラシでこすって汚れを落とします。
漂白剤が乾いたら床全体を床用ニスで塗装するといいでしょう。
浴槽や洗面台、キッチンのカウンターにサビがでる
濡れたヘアピン、スプレー缶、カミソリなどを置きっぱなしにすると発生するもらいサビです。
スポンジか歯ブラシにクリームクレンザーをつけて優しく汚れを落とし、水拭きをしてからから拭きをしましょう。
洗面所の排水管に青サビが出る
クロームメッキ用のサビ取り剤で磨きます。
クレンザーでこするとメッキ部分に細かい傷がつきますので使わない方がいいでしょう。
サビ取り剤を歯ブラシにつけてよくこすり、5~10分おいてから濡れぞうきんで何回もゆすぎながら拭き取ります。
洗面台が汚れる
サビの跡やしみなど、クレンザーやお風呂用洗剤で落ちない汚れは、漂白剤をつけてこするとよく落ちます。
洗面台と壁の間にすき間ができる
すき間に沿ってマスキングテープを貼り、洗面台と壁が充てん剤で汚れないようにしておきます。
次にすき間にシリコン系の充てん剤を埋めていきます。充てん剤をヘラでならしたら、硬化しないうちにマスキングテープをはがしてください。
洗面台がつまる、水はけが悪い
洗面台に水を張り、内側上部にあるあふれ防止用の排水口にぞうきんをつめてから、吸引カップで押し流します。
どうしても取れない場合は、排水管のトラップ(臭い防止のための水ため)をはずして、内部に溜まったごみを掃除します。
ただし、専門的な知識や道具が必要なので、DIY(日曜大工)のお店か修繕業者などに相談した方がいいでしょう。
水洗トイレの水が流れてこない
ロータンク内の鎖がはずれている場合は、鎖をもとに戻しましょう。
浮き玉がタンクの内壁にひっかかって下がらない時は、タンク内に水を注ぐと直ります。
それでもひっかかるようなら、浮き玉の支持棒を少し曲げて、内壁から離れるようにしましょう。
パイプに青サビが出る
洗面所のバイプの青サビと同様の処置をしてください。
パイプから水がもれる
排水パイプの継ぎ目の水もれは、ナットのゆるみ、あるいはパッキングの老化が原因です。
継ぎ目のナットをしめても水もれが解消しなければ、ナットをはずして古いパッキングを取り除き、新しい排水パイプ用パッキングにつけかえます。
ナットが回せない場合は、水もれシールや水止めボンドを使いましょう。
水洗トイレの水がとまらない
ロータンクの中の浮き玉がはずれていたり、取りつけ部がゆるんでいるので、浮き玉の支持棒のナットをしめ直します。
また、浮き玉を高く持ち上げなければ水がとまらない場合は、浮き玉の支持棒をへの字型に曲げ、低い水位で水がとまるように調節してください。
それでも水がとまらなければ、ボールタップ内のパッキングが摩耗しています。
ボールタップ用パッキングが市販されているので、新しいものに交換しましょう。
ロータンクの修理は、タンク下の止水栓をしめてからはじめましょう。
台所や洗面所の排水口から悪臭が出る
長期間水を流さないと、排水管のトラップから封水(臭いをせきとめている水)が蒸発して、臭いが上がってきます。
これは水を流せば解消します。また、トラップに引っかかったごみを伝わって封水が排出し、その結果臭うといった場合もあります。
吸引カップやパイプ洗浄剤で、ごみを掃除してください。
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